白神山地の自然の中で、自分で焙煎したコーヒーを楽しむ!白神コーヒー体験【宿泊】
コーヒー好き必見!不便が贅沢になる、自分だけの一杯を。
こだわりの炭で自ら焙煎したコーヒーとともに、自然の恵みが循環する森をトレッキング!
コーヒーを焙煎し山で淹れたてを飲む、というシンプルな体験ですが、実は、在りし日の西目屋文化と現在を繋ぐ炭焼き焙煎コーヒーを世界遺産白神山地でいただく、というプレミアム体験。
かつて、西目屋村は炭の大産地でした。特に奥目屋は岩木川の最奥で白神山地に近い地域です。
そのため、山へ恵みを求める生活文化の中で暮らし、林業と炭焼きが盛んでした。
現在、奥目屋は津軽ダム建設により湖底に眠る幻の地域となっています。
キーワードは『こだわりの炭』『コーヒー』『地産地消』。炭焼き文化が国内全体で衰退している中、青森県のりんごの木の炭で焙煎したコーヒーという新しい文化に生まれ変わるストーリーを体験。
場所は道の駅津軽白神ビーチにしめや内にある白神焙煎舎。まずは、あなた自身の手でコーヒーの生豆を焙煎。徐々にコーヒー豆の色が変わっていくのがわかります。焙煎機に入っているりんごの木の炭は熱量が安定しており、火持ちもよく、硬い木材であることでパンパンと勢いよく爆発する爆跳が少ないそう。
かつての西目屋村では、山に入り木を伐採し、その場で窯を作り焼いて炭にしていたそう。そのため、山の中には小さい窯が点々とあったそうです。白神焙煎舎では、その大きさをはるかに上回る5トンの炭が入る窯を使用しています。この規模の生産量は県内随一で、その巨大な窯で生産された炭は、自社の焙煎はもちろん、炭そのものとしても“炭蔵”という商品名で提供されています。
“炭蔵”の原料であるりんごの木は、地元りんご農家が剪定で切り落とした枝や、休耕地の畑から頂き炭にしています。本来、廃棄物になるはずのりんごの木を再利用する、かつての炭焼きから進化した文化を創っています。
実際、缶コーヒーを持って白神山地を散策するだけでも十分楽しむことができるでしょう。今では、好きな喫茶店で飲むコーヒーや、家で手軽に飲めるコーヒー、様々コーヒーに触れる機会が増えました。
「お客様からよくこんな話を聞きます。岩木山の山頂で朝日を見ながらコーヒー淹れたい。ガスを点けようとしたら気圧が低く点かなくて。でも絶対に飲みたいから必死で待って淹れた。そのコーヒーが本当に美味しかったって」と話すのは、白神焙煎舎代表の成田志穂さん。
西目屋村の非日常的な環境でしか味わえないコーヒーは、普段の日常生活で簡単に飲むコーヒーとは違い、間違いなく格別です。
「自分のためだけのコーヒーを白神山地に持っていく。行く途中の山道や、その時の気温、湿度、気持ち、全部がコーヒーの味づくりです」と成田さんは言います。
※炭焼き焙煎コーヒー:珈琲豆をりんごの剪定枝を使用した炭を使って焙煎しています。炭焼き焙煎ならではの香ばしさを感じられるコーヒーです。
行程表
1日目
15:00~16:00 | 焙煎体験・淹れ方体験 |
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16:40 | ブナの里 白神館(チェックイン) |
2日目
09:30 | チェックアウト |
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10:00 | アクアグリーンビレッジANMON集合(ガイド合流) |
10:15 | 世界遺産の径「ブナ林散策道」トレッキング 途中、ご自分で焙煎した豆でコーヒーブレイク |
12:30頃 | アクアグリーンビレッジANMON到着、解散 |
プラン情報
事業者 | 津軽白神ツアー |
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連絡先 | TEL:0172-85-3315 FAX:0172-85-3316 (水曜日休み) |
期間 | 7月上旬~9月下旬 |
除外日 | 毎週水曜日、8月10日~15日 |
料金 | 大人(中学生以上)23,500円 ※中学生以下の方はご参加できません。 ※1室2~4名定員です。 ※休前日は、お一人様 1,100円追加となります。 ※1名1室ご利用の場合は、お一人様 2,200円追加となります。 ※上記の価格には消費税が含まれております。 |
料金に含まれるもの | 焙煎体験・淹れ方体験代、トレッキングガイド代 宿泊代(1泊2食) |
所要時間 | 1泊2日 |
最少催行人員 | 2名 |
最大催行人員 | 6名 |
予約手終日 | 予約日の10日前 |
キャンセル料 | 実施日初日の3日~2日前20% 前日50% 当日100% |
ご注意 | ・天候により実施できない場合があります。 ・お問合せいただいてからの手配となりますので、予約状況によってお受けできない場合があります。 |
連携者
白神焙煎舎
世界遺産白神山地のある西目屋村から、地域の特徴を生かした新たなブランドを世界に向けて発信することを目的に、2019年に設立されました。炭焼焙煎を行うために炭焼き小屋から作り、伝統の目屋炭をコーヒーに活かしたコーヒーを提供している。全国初となる焙煎工場が併設された道の駅内で、超軟水と言われる白神の水で入れたコーヒーが自慢です。
白神山地ガイド会
白神山地全域でプロガイドとしてエコツーリズムの実践を行っています。訪れたお客様に自然の素晴らしさを感じていただき、日常に戻られてからも環境の事を考えて行動していただくきっかけになるように心がけており、ガイドという安全に充分配慮し、エンターテイメント性を意識しながら、地球環境の保全回復に繋がるメッセージを添え、お客様お一人では成し得ない行程を補佐し満足度を提供しています。